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ミニPCで自動売買や自宅サーバーを動かしていると、困るのが停電のあと電源が入らないまま止まっていることです。外出中や寝ている間に停電すると、気づくまでずっと止まったままになります。この記事では、電気が戻ったら自動でPCが起動するようにするBIOS(UEFI)の「AC電源復帰」設定と、起動したあとにソフトまで自動で動かすための設定をまとめます。
結論:BIOSの「AC電源復帰」を「Power On」にする
多くのミニPCやデスクトップPCには、コンセントから電気が来たときの動きを決める設定がBIOSにあります。ここを「電源オン」にしておくと、停電から復旧したときに自動で起動します。
設定の名前はメーカーによって違う
同じ機能でも、BIOSの中での名前はメーカーや機種でバラバラです。次のような名前の項目を探してください。
| よくある名前 | 選べる値の例 |
|---|---|
| Restore on AC Power Loss | Power On / Power Off / Last State |
| AC Power Recovery | On / Off / Last State |
| State After G3 | S0 State(電源オン)/ S5 State(電源オフ) |
| Power On After Power Fail | On / Off / Former-Sts |
| AC Back / AC Loss Auto Restart | Always On / Always Off / Memory |
多くは「Advanced」→「Power Management」や「Chipset」などの中にあります。見つからない場合は、機種名と「AC電源 復帰 BIOS」で検索すると、その機種での場所が見つかることがあります。
BIOSの開き方
- 起動直後にキーを押す:電源を入れてすぐ、メーカーロゴが出ている間に Delete キーや F2 キーを連打します(機種によって F7 や Esc のこともあります)。
- Windowsから開く:「設定」→「システム」→「回復」→「PCの起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「UEFIファームウェアの設定」で、再起動後にBIOSが開きます。
設定を変えたら、「Save & Exit」などで保存してから終了するのを忘れないでください。
「Last State」ではなく「Power On」をおすすめする理由
「Last State(前の状態に戻す)」は、停電の直前に電源が入っていれば起動し、切れていれば起動しない設定です。一見便利ですが、UPSを使っている場合は注意が必要です。
UPSは、長い停電のときにPCを安全にシャットダウンさせます。この場合、PCは「自分でシャットダウンした(=電源が切れていた)」状態になるので、「Last State」だと電気が戻っても起動しません。24時間動かし続けたいPCなら、常に起動する「Power On」にしておくのが確実です。
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起動したあとソフトまで自動で動かす
BIOSの設定で起動するのは「PCの電源」までです。自動売買ソフトやスクリプトまで動かすには、Windows側の設定も必要です。
1. 自動サインインにする
Windowsのサインイン画面で止まっていると、ソフトは起動しません。専用PCなら、自動でサインインするようにしておきます。「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」で「Windows Hello サインインのみを許可する」をオフにしてから、ファイル名を指定して実行(Windowsキー+R)で netplwiz を開き、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外します。
注意:自動サインインにすると、PCの前に誰でも操作できる状態になります。家族以外が触れる場所に置かない、専用のアカウントにするなど、使う環境に合わせて判断してください。
2. ソフトを自動で起動させる
- スタートアップフォルダ:Windowsキー+Rで
shell:startupを開き、起動したいソフトのショートカットを入れておくと、サインイン時に自動で起動します。 - タスクスケジューラ:「ログオン時」や「起動時」をきっかけにスクリプトを実行できます。決まった時刻に動かしたい処理もまとめて管理できます。
Linuxで動かしている場合は、cronの @reboot やsystemdのサービスで自動起動できます。cronの書き方はcron 次回実行時刻チェッカーでまとめています。
設定できたかテストする
- PCを起動したまま、コンセント(または電源タップのスイッチ)を抜く
- 10秒ほど待ってから、コンセントを戻す
- PCが自動で起動し、サインイン・ソフトの起動まで進むか確認する
作業中のデータは保存してから試してください。UPSにつないでいる場合は、UPSの電源ではなくPC側の電源を抜き差しして確認します。
おまけ:スマートプラグで遠隔から電源を入れ直す
「Power On」に設定しておくと、スマートプラグで電源を切って入れ直すだけでPCが起動するようになります。外出先でPCが固まったときに、スマホから再起動できるので便利です。AmazonでSwitchBot プラグミニを見る / 楽天で見る / Yahoo!で見る
ただし、動作中のPCの電源をいきなり切るとデータが壊れる可能性があります。固まって操作できないときの最後の手段として使ってください。
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